焼津ゆかりの文豪・小泉八雲と興津のつながり解説 企画展で調査結果を初公開 静岡市清水区で3…

2026/01/11 08:44 

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 焼津市ゆかりの文豪・小泉八雲の企画展が6日、静岡市清水区の清水興津図書館で始まった。八雲と同区興津地区のつながりを示す調査結果を初公開するほか、作品の初版や妻セツの直筆サインなどを展示する。3月24日まで。
 パネル展示では、八雲の最初の書生となり、執筆を手伝った新美資雄(静岡市出身)について解説。新美が通っていた東京商船学校の練習船が1900年11月に駿河湾で遭難し、新美を含めた乗員122人が死亡する事故があり、同地区の清見寺で法要が行われたことなどを示した。現在でも同寺に位牌(いはい)や肖像画が残されているという。
 八雲が浜辺にあった石を、新美の骨と勘違いした逸話や、作品中に新美を登場させたことなども紹介した。八雲の研究者で、展示を企画した静岡福祉大付属図書館の進藤令子図書課長は「八雲はずっと新美を思い、気にかけていた」と推察した上で、「興津と八雲のつながりを多くの人に知ってほしい」と話した。
 3月7日には、同区の興津生涯学習交流館で、進藤課長による八雲の解説講座も開催する(要予約)。
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