ヤマハ発動機 本社中核社屋を2028年に新設 分散する管理、事業戦略部門など集約

2026/01/11 08:50 

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 ヤマハ発動機は2028年春をめどに、磐田市新貝の本社エリア内で、分散する管理、事業戦略などの部門を集約した中核拠点「コーポレート棟(仮称)」を新設する。本社を磐田に移して54年が経過した施設の老朽化対策を図るとともに、業務効率化や部門間の連携強化を進める。品質保証関連部署を集めた「品質保証センター」も建設する。
 26年6月着工のコーポレート棟は鉄骨造り8階建てで、延べ床面積約2万7千平方メートル。新館やコミュニケーションプラザ北側の駐車場スペースに建設する。本館(1971年建設)や新館(82年)を含め計5拠点に分散する人事や財務といった管理部門、モーターサイクルを中心とした事業企画や戦略部門などが入居予定。免震構造でBCP(事業継続計画)対応を強化するほか、環境負荷低減に配慮した設計にする。約2200人が働く予定で、コミュニケーションの活発化、健康をキーワードにした施設づくりを進める。
 本館隣接地に新設する品質保証センターは鉄骨造りと鉄骨鉄筋コンクリート造りの6階建て。延べ床面積約1万1千平方メートル。2026年2月に着工する。7拠点に分かれている各事業の品質保証関連の機能を集約し、設備の高度化も図る。
 ヤマハ発によると、同社は1972年、本社を創業地の浜松市浜北地域から現在地に移した。製造、販売、技術開発の機能などを有する約40施設が同エリアに集積する一方、機能分散やスペース不足などが構造的な課題となっていた。投資額は非公表。
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