「リコー通りが明るく!」沼津ゆかりのアーティスト描いた絵画10点で壁面カラフルに イオン完…

2025/09/07 09:07 

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 沼津市高島本町の商業施設跡地を囲む壁に絵を描いてにぎわいを創出する「カベヌマ」実行委員会は6日、作品の完成を祝うお披露目会を現地で開いた。制作に携わったアーティストらが訪問し、市民らとの交流を楽しんだ。
 静岡県道(通称リコー通り)沿いに続く壁面に縦約2メートル、横約5メートルの作品10点が並んだ。手がけたのは地元に縁のあるプロのアーティスト8組9人。マツナガマサエさんは明るい未来を連想させる目を輝かせた若い女性などを描き、「始まり」を表現した。タカアシガニやミカンなどの特産品を詰め合わせたカラフルな絵画も目を引く。
 現地には作者4人や頼重秀一市長らが足を運んだ。実行委の青木一代表は「企画から1年半かかった。一人一人の力で通りが明るくなった」と喜び、近隣に住む会社員上岡晃さん(38)は「毎日の通勤で見ていた。新しい施設も想像が膨らんで楽しい」と話した。
 跡地にはイオンタウンの出店が予定され、絵画は施設完成までの約2年間掲示されるという。
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