清水エスパルスの本拠地アイスタ、いつまで使う?どこまで改修? 築30年超えるも新スタジアム…
築30年を超えて老朽化するJ1清水エスパルスの本拠地IAIスタジアム(静岡市清水区、アイスタ)は近年、大規模改修工事が進んでいる。だが、JR清水駅前の新サッカースタジアム整備構想が進展せず、今後の使用期間が見通せない中、どこまでの改修が必要なのか判断は難しい。所有する静岡市はメインスタンドの座席改修の事業費を6月補正予算案に盛り込み、大規模改修には一定のめどを立てたが、今後も悩ましい対応を迫られる。
1991年6月に建設され、大型設備の改修時期を迎えるアイスタだが、これから新スタジアムとの併用になるのか、使用を止めるのかは不透明なまま。「見通しが立たないことが、投資の判断を難しくさせている」との声が庁内で上がる。
そんな中、市は利用者の利便性や安全面を考慮して大規模改修に踏み切った。観客からはトイレの混雑のほか、「席に座ると雨水が染み出してお尻がぬれる」などと老朽化に伴う苦情が相次いでいた。
2022年度以降にナイター照明のLED化(1億7100万円)、全200基のトイレの洋式化(3700万円)を実施。今冬は大型ビジョンの新調に1億3千万円を充てるほか、国際大会基準を満たす目的もあり、1億8300万円をかけてメインスタンド全ての4722席を入れ替え、背もたれ付き観客席を拡充する。
アイスタの活用方針が定まらない中で、一般財源から多額を拠出するのは困難で、市は使い道が限られる特定財源の企業版ふるさと納税に頼る。21年度から受け入れを始めた企業版ふるさと納税は、昨年度50社から2億3100万円が集まり、前年度比約2倍に増加。トイレとメインスタンド観客席の改修にかかる全費用はこれを活用する。
ただ、バック、サイドスタンドの全面改修などには手が回らないのが現状だ。市スポーツ振興課の担当者は「老朽化と新スタジアム構想の進捗(しんちょく)の両にらみで、限られた予算を今後の改修にも有効に使っていきたい」と話した。
1991年6月に建設され、大型設備の改修時期を迎えるアイスタだが、これから新スタジアムとの併用になるのか、使用を止めるのかは不透明なまま。「見通しが立たないことが、投資の判断を難しくさせている」との声が庁内で上がる。
そんな中、市は利用者の利便性や安全面を考慮して大規模改修に踏み切った。観客からはトイレの混雑のほか、「席に座ると雨水が染み出してお尻がぬれる」などと老朽化に伴う苦情が相次いでいた。
2022年度以降にナイター照明のLED化(1億7100万円)、全200基のトイレの洋式化(3700万円)を実施。今冬は大型ビジョンの新調に1億3千万円を充てるほか、国際大会基準を満たす目的もあり、1億8300万円をかけてメインスタンド全ての4722席を入れ替え、背もたれ付き観客席を拡充する。
アイスタの活用方針が定まらない中で、一般財源から多額を拠出するのは困難で、市は使い道が限られる特定財源の企業版ふるさと納税に頼る。21年度から受け入れを始めた企業版ふるさと納税は、昨年度50社から2億3100万円が集まり、前年度比約2倍に増加。トイレとメインスタンド観客席の改修にかかる全費用はこれを活用する。
ただ、バック、サイドスタンドの全面改修などには手が回らないのが現状だ。市スポーツ振興課の担当者は「老朽化と新スタジアム構想の進捗(しんちょく)の両にらみで、限られた予算を今後の改修にも有効に使っていきたい」と話した。
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