福岡県議会議長「しかるべき時に判断し辞職」 記者団に明言

2026/08/19 18:43 

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 金銭授受疑惑などに揺れる福岡県議会(定数87、欠員1)の蔵内勇夫議長(72)=自民党県議団、当選10回=は19日、記者団の取材に議長職について「しかるべき時に自ら判断し、辞職しようと考えている」と述べた。会派の非公開の総会で辞職の意向を伝えたことは明らかになっていたが、記者団の前で明言したのは初めて。辞職時期は、9月定例会で政治倫理条例の制定にめどが立った時点が「一つの判断基準」と説明。一方、議員辞職は「考えていない」と否定した。

 訪問先の長崎市で取材に答えた。辞職理由は「県政の混乱」と説明。蔵内氏は全国都道府県議会議長会の会長も務めており、議長を辞職すれば会長も辞任となる。

 蔵内氏を巡っては、金銭授受疑惑を告発した吉松源昭(もとあき)県議が議長職の辞職勧告決議案を提出。17日の臨時会で採決される予定だったが、自民党県議団の県議から出された採決中止を求める動議が賛成多数で可決され、採決自体が見送られた。蔵内氏は臨時会前にあった自民党県議団総会で議長職を辞職する意向を伝達。これを受けて自民側が決議案の採決回避に動いたとみられ、他の県議や県民からは「蔵内氏への配慮だ」などと批判が出ていた。【百田梨花、宗岡敬介】

毎日新聞

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