高市首相、追悼式で「反省」に言及せず 石破前首相が復活の文言

2026/08/15 12:05 

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 高市早苗首相は15日の全国戦没者追悼式の式辞で、先の戦争への「反省」に言及しなかった。「反省」はアジア諸国への加害責任を念頭に、石破茂前首相が昨年の式辞で13年ぶりに復活させた文言だった。高市首相は代わりに、日本は「頼りにされる国になれる」などと強調した。過去より未来を重視する姿勢を打ち出したかったとみられる。

 戦後80年だった昨年は、石破氏が「あの戦争の反省と教訓を今改めて胸に深く刻まねばならない」と語っていた。このうち「教訓」は、高市首相が師と仰ぐ安倍晋三元首相ら歴代首相が用いてきた表現の踏襲だったが、高市首相は「教訓」にも言及しなかった。

 不戦への思いは語ったものの、「戦争の惨禍を二度と繰り返させない」とし、安倍氏を含む多くの首相がしばしば使ってきた「繰り返さない」から表現を変えた。日本が惨禍を引き起こしたとも受け止められる表現を嫌った可能性がある。【遠藤修平、高良駿輔】

毎日新聞

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