中国・重慶の日本総領事が「代行」で着任 高市首相の答弁影響か

2026/08/12 17:18 

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 8カ月空席が続いていた中国内陸部・重慶市の日本総領事に、外務省の西海茂洋氏(58)が「代行」として今月4日付で着任していたことが分かった。日本政府関係者が明らかにした。

 駐重慶総領事の着任を巡っては、中国側の承認手続きが進まず、台湾有事を巡る高市早苗首相の国会答弁による日中関係の悪化が影響しているとの見方も出ていた。

 外務省は2025年10月、駐重慶総領事だった高田真里氏が中国の駐瀋陽総領事に異動する人事を発表。同年12月5日、高田氏は瀋陽に着任したが、重慶の後任は空席のままだった。

 外務省の資料などによると、西海氏は大阪府出身。1993年に外務省に入り、日本の台湾との窓口機関である日台交流協会の総務部長や駐カナダ公使、駐香港首席領事などを歴任した。

 「領事関係に関するウィーン条約」では、総領事が赴任するには、受け入れ国から事前承認の証しとして「認可状」と呼ばれる許可書を受け取る必要があるとされている。今回「代行」として着任した西海氏がこうした正式な承認手続きを経たかについて、日本政府関係者は明らかにしなかった。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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