日ブラジル外相が初の戦略対話 経済安保含む協力強化を確認

2026/05/18 19:39 

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 茂木敏充外相は18日、ブラジルのビエイラ外相と東京都内で初の外相戦略対話を開催した。茂木氏は農業大国でレアアース(希土類)埋蔵量が世界2位の資源国でもあるブラジルに、経済安全保障上の協力強化を求めた。ビエイラ氏は賛同し、日本のブラジル産原油調達で建設的な協議をする意向を示した。

 日本は昨年末、ブラジルなど南米5カ国が加盟する南米南部共同市場(メルコスル)と「戦略的パートナーシップ枠組み」を新設。資源豊富で3億人近い人口を持つ同地域との経済連携協定(EPA)交渉入りを模索する。両氏は日メルコスル間で今後、議論を総括することを決めた。

 両氏は海外での戦争など緊急時の自国民保護協力覚書にも署名した。南米で邦人を退避させる事案での協力などを想定する。アマゾンの回復や農地転換など3件の技術協力の実施も確認した。【田所柳子】

毎日新聞

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