国民民主・玉木氏「中立性に疑惑を持たれる」 自衛官が国歌斉唱

2026/04/14 13:29 

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 国民民主党の玉木雄一郎代表は14日の記者会見で、12日の自民党大会で陸上自衛隊中央音楽隊の鶫真衣3等陸曹が国歌斉唱したことを巡り、「一言で言うと軽率だ。中立性に疑惑を持たれるような行為は慎むべきだった」と批判した。

 玉木氏は「厳しい政治的中立性が求められる実力組織の自衛隊が、一つの政党の最高意思決定機関である党大会に制服を着て官職を明らかにして出ていくことは、当該政党の党勢拡大に協力すると見なされてもおかしくない」と指摘。憲法改正に向けた議論などにも影響を及ぼしかねないとした。

 自民の萩生田光一幹事長代行は14日の記者会見で、鶫氏の起用は党側の要請ではなく、党大会の演出を担当した企画業者の推薦だったと説明した。

 玉木氏はこうした自民側の言い分について「人のせいにするみたいなことはやめた方がいい」とし、「いろいろ問題が生じ得ると誰も気づかなかったのか。かつての自民党の良識ある方々であれば気づくし、いさめるし、無用な波風を立てることはしなかった」とも語った。【富美月】

毎日新聞

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