公明、野党国対会談に初参加 「一緒に頑張っていきましょう」

2025/10/22 11:41 

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 高市早苗内閣発足後、初めての野党国対委員長会談が21日、国会内で開かれた。自民との連立政権を離脱した公明党からは中川康洋国対委員長が出席し、立憲民主党と共産党の間の席に着席。「野党」としての立ち位置が明確になった。

 会談は約30分で、立憲民主党の笠浩史、国民民主党の古川元久両氏をはじめ、共産党、れいわ新選組、参政党、日本保守党、有志の会、減税保守こどもの国対担当者らが参加した。

 会議では、野党第1党である立憲の笠氏を中心に、左列に公明の中川氏、共産の塩川鉄也氏の順で座り、右列の席には国民民主の古川氏らが着いた。9月9日にあった野党国対委員長会談では左列には古川氏らが座り、右列には日本維新の会の遠藤敬氏、共産の塩川氏が座っていた。

 会談後、笠氏は中川氏から「立場はみなさんと一緒になったので頑張っていきましょう」とあいさつがあったと話し「野党の仲間として大いに期待している」と語った。【池田直、野間口陽】

毎日新聞

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