国民民主・玉木氏、立憲、維新との党首会談「1回で終わらない」

2025/10/15 09:40 

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 国民民主党の玉木雄一郎代表は14日夜のTBS番組で、近く行われる臨時国会での首相指名選挙での対応をめぐり15日夕に開かれる立憲民主党、日本維新の会との3党党首会談について「必ずしも1回で終わらない」との見通しを示した。

 玉木氏は、現在の各党間の交渉について「多党化時代の中での連立、連携交渉の一環」との認識を示し、欧州の多党制の下での連立交渉には数カ月かかることもあると主張した。「丁寧に合意を得る間は、石破内閣がある程度続いて丁寧な議論をしながら、次の政権の枠組み(作り)を行うルールを作るのも一つ(の方法)」として、当面は自民党総裁と首相(内閣総理大臣)の職務を分け、石破茂首相が当面続投する「総総分離」にも言及した。

 また3党党首会談について「立憲から(首相の)有力候補だと挙げられて交渉のテーブルに載ることになった」と説明。立憲に対して安全保障政策や原発を含むエネルギー政策で国民民主の方向性との同調を求める一方、立国維がまとまっても、衆参ともに過半数には届かない少数与党になるとして「過半数をどういった政党の協力を得て維持していくのか、政権構想を示してもらいたい」と述べた。【園部仁史】

毎日新聞

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