<1分で解説>保守党内の対立受け 河村たかし氏が新党立ち上げへ

2025/10/02 17:10 

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 日本保守党の共同代表を務める河村たかし衆院議員が名古屋市で記者会見を開き、党の運営をめぐって百田尚樹参院議員ら執行部との関係修復は難しいとの見解を示しました。そして、党から分党することも含めて、新党の結成を検討していることを明かしました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「河村たかし氏の新党立ち上げ」を解説します。

Q 日本保守党内で何があったの?

A 日本保守党の共同代表をしている河村たかし衆院議員が、党の運営をめぐって他の執行部と意見が合わなくなり、党から分かれて新しい党を作ることを考えていると発表しました。

Q 河村たかし議員はどんな人なの?

A 衆議院議員であり、地域政党「減税日本」の代表も務めています。

Q 百田尚樹参院議員は河村氏とどんな関係なの?

A 百田氏は日本保守党の代表で、河村氏と一緒に党を引っ張ってきましたが、最近は意見が対立しています。

Q どうして関係が悪くなったの?

A 9月19日に名古屋市で河村氏が百田氏と有本香・党事務総長と会談したとき、河村氏の共同代表解任と「減税日本」との特別友党関係の解消を「決定事項」として伝えられたためです。

Q それに河村氏が怒ったんだね。

A はい。河村氏は、減税日本が昨年の衆院選や今年の参院選で日本保守党の成長に貢献したと考えていて、「一方的な決定で、承服できない」と述べています。百田氏に対して、日本保守党の「解党」もしくは党を分けて新しい党を作るべきだと文書で伝えました。

毎日新聞

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