大勝したのに「敗北」 立憲岩手県連、参院選総括で厳しい評価

2025/08/29 21:30 

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 立憲民主党岩手県連は29日、盛岡市内で常任幹事会を開き、7月の参院選を総括した。岩手選挙区は元パラリンピック選手で立憲現職の横沢高徳氏(53)が、自民党元職に約10万票差を付けて大勝したにもかかわらず、「全国的に見れば敗北」と厳しい評価を下した。

 昨年の衆院選で少数与党になったことを受けて、立憲県連は参院選を「政権交代に直結する選挙」と位置付けて臨んだ。しかし、全国では改選22議席の維持にとどまった。

 岩手県で立憲は選挙区で勝った一方で、比例代表は自民に敗れて2位だった。

 立憲県連は参院選の総括で「比例での得票は党勢を如実に表したものと認識すべきだ。党の置かれた状況の厳しさについて危機感を共有すべき結果」と指摘。敗北の原因を「第一は国民の期待に応える活動をしてきたのか、国民の求める政策を掲げられたのかという根本姿勢にある」と分析した。

 参政党や国民民主党の躍進を既成政党への批判ととらえ、国民との対話の仕方や、共感力の醸成を反省点に挙げた。立憲党本部には「与党が過半数割れしている環境にあって、政権交代への執念や熱意が全く伝わってこない」と注文を付けた。【山田英之】

毎日新聞

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