参院新人議員ら初登院 「ようやくスタートライン」 臨時国会召集
臨時国会が1日に召集され、7月の参院選で当選した議員たちが初登院した。今回の選挙では、自民、公明両党が議席を大幅に減らし、衆院に続き参院でも少数与党に転落する一方、国民民主党や参政党が急伸。石破茂首相の退陣や政権交代が取り沙汰されて混迷する政界に、新人たちはどんな思いで足を踏み入れるのか――。
時折小雨が降る中、開門前の午前7時20分ごろに一番乗りしたのは、国民民主の小林さやか氏(41)=千葉選挙区。元NHK記者で3児の母でもある小林氏は「ようやくスタートラインに立てた。生活者目線を政策に反映させていきたい」と抱負を語った。
午前8時に正門が開くと、登院を待ちかねていた議員らが並んで国会議事堂内に入っていった。
全選挙区で最多の82万票あまりを獲得した、立憲民主会派に入る泉房穂氏(61)=兵庫選挙区=は「国民に負担ばかり押しつける冷たい政治ではなく、国民の生活をしっかりしたものにできる国政に転換を図りたい」と述べ、「ガソリン減税のみならず、消費税の減税も当然やるべきだ」と訴えた。
「日本人ファースト」を掲げて14議席を獲得した参政の議員たちは、神谷宗幣代表と一緒にそろって国会議事堂の正門をくぐった。
「さや」として選挙活動した塩入清香氏(43)=東京選挙区=は、白を基調としたジャケットやTシャツで政策を訴えた選挙戦とは打って変わり、この日は黒いジャケットを着用。「より気持ちを引き締めて」という思いを込めたという。以前に「核武装が最も安上がりだ」と発言したことについて報道陣から問われると、「党の方針に従うつもり。細かい部分については後日、ご報告できたらと思っている」と述べるにとどめた。【大場弘行、遠藤龍、白川徹】
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