立憲・水岡参院会長 参院選で議席横ばいは「惨敗」、党の総括要求

2025/07/29 18:50 

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 立憲民主党の水岡俊一参院会長は29日の党会合で、改選22議席から横ばいに終わった参院選の結果について「はっきり申し上げて惨敗だった」と指摘した。現職6人の落選を「痛恨の極み」とした上で、「戦略、戦術がどうだったのか、我々も他にできることがなかったのか、しっかりと振り返らなければいけない」と述べ、党執行部の方針を総括する必要があるとの認識を示した。

 水岡氏は「自公がボロ負けし、大量の票を失っていることから見ると、(立憲が)受け皿になれていたのか厳しく考えなければいけない」と強調。比例代表の得票数で前回2022年から自民が約545万票、公明が約97万票減らす中で、立憲の票の伸びは約63万票にとどまり「比例票の行き先はどこだったのか見ていかなければいけない」と述べた。【富美月】

毎日新聞

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