石垣島と台湾結ぶフェリーが運航一時停止 5月に復活したばかり

2026/09/18 20:51 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 沖縄・石垣島と台湾北部・基隆を結ぶ国際定期フェリー「やいま丸」を運航する石垣市の出資法人「商船やいま」は18日、経費高騰などを理由に10月から運航を一時停止するとウェブサイトで発表した。

 同航路は5月28日に18年ぶりに復活したばかり。隣接する沖縄・八重山諸島と台湾の交流活性化に期待が寄せられていた。

 ◇停止の理由は

 商船やいまによると、停止は燃料費高騰のほか貨物の取り扱いが本格化せず、今後旅客の閑散期に入るためという。安定的な運営に向けて「事業全体を再構築する」としている。

 やいま丸(2万1535トン、545人乗り)は台湾の海運会社が運航を受託。約270キロを8時間で結び、当初は週1往復、7月からは週2往復している。

 ◇貨物輸送にメド立たず

 5月の就航式典で石垣市の中山義隆市長は「単なる交通インフラではなく、観光や物流などで日台をつなぐ懸け橋だ」と期待を寄せていた。だが収益の柱として期待した貨物輸送のメドが立たず、台風の影響などで旅客数も伸び悩んでいたとみられる。【台北・林哲平】

毎日新聞

国際

国際一覧>

注目の情報