「核保有国としての地位は絶対的」 北朝鮮・金与正氏が談話発表

2026/09/17 09:16 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)党総務部長は17日、「北朝鮮の核保有国としての地位は、後戻りさせることのできない絶対的なものだ」とする談話を発表した。国営朝鮮中央通信が報じた。

 14日に開幕した国際原子力機関(IAEA)の総会で欧州連合(EU)は、北朝鮮の核開発が「地域や国際社会の平和と安全を損なっている」と非難。北朝鮮は核拡散防止条約(NPT)上の核兵器国としての地位を持ち得ないと強調し、非核化に向けた対話を求めていた。

 金与正氏は談話で、IAEAや西側がいくら非核化を求めても、「我々の意思と実行能力に、いかなる影響も及ぼすことはできない」と強調。むしろ北朝鮮の核戦力が「国際的な不良勢力の横暴を抑制し、平和と安全保障に重大な貢献をしている」と主張した。

 北朝鮮は米国側に対し、非核化を前提としないことを対話再開の条件として示している。【ソウル日下部元美】

毎日新聞

国際

国際一覧>

注目の情報