中国とインドネシア、防衛やAIで協力 米念頭に「いじめ拒絶」

2026/08/21 18:57 

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 中国の王毅外相兼共産党政治局員は21日、訪問先のインドネシアの首都ジャカルタで、スギオノ外相と「包括的戦略対話」の初会合を開催した。これに続き、董軍国防相とシャフリィ国防相も加わった2回目の外務・国防担当閣僚協議(2プラス2)も実施。両会合を通じ経済や政治、安全保障協力について議論した。

 ロイター通信によると、両国は、防衛や人工知能(AI)、エネルギー、鉱物、漁業などの分野で協力していくことで一致した。中国外務省によると、協力深化のため両国で2027年からの「5カ年行動計画」を策定することでも合意。海洋権益を巡り摩擦を抱える南シナ海についても「平和、友好、協力の新たな物語をともに作る」とした。

 トランプ米政権の高関税政策やイラン攻撃によるエネルギー不足の影響が東南アジアで広まる中、中国は同地域での影響力拡大を図っている。戦略対話終了後、王氏はスギオノ氏との共同記者会見で、米国を念頭に「我々はともに、一方的ないじめ行為と強権政治を拒絶する」と強調した。

 両国は近年、関係強化に動いている。25年4月には中国にとって他国との間では初となる2プラス2を北京で開き、軍事交流拡大などで一致。今月中旬には、両海軍の艦艇による合同の「航行演習」を台湾東部海域で実施した。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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