イエメンの空港に空爆、フーシ派はサウジに「報復」 緊張激化か
イエメン暫定政権は13日、親イラン武装組織フーシ派が実効支配する首都サヌアの空港を攻撃したと発表した。イランの航空機が着陸しようとしたため、滑走路を攻撃して阻止したとしている。一方、ロイター通信などによると、フーシ派は暫定政権を支援するサウジアラビアによる攻撃だったと主張。報復としてサウジ南西部のアブハ空港を弾道ミサイルや無人機(ドローン)で攻撃した。
イエメンは10年以上前からフーシ派と暫定政権の間で内戦が続いているが、最近は大規模な衝突は起きていなかった。今回の攻撃を発端に再び緊張が高まる可能性がある。
報道によると、サヌアを目指していたイラン機は目的地を変更し、西部ホデイダの空港に着陸した。フーシ派の関係者が搭乗していたという。
イエメン内戦は2015年、暫定政権の要請を受ける形でサウジ主導の連合軍が空爆を開始して以降、フーシ派を支援するイランとの「代理戦争」が激化した。フーシ派はサヌアを含む北部一帯を実効支配し、暫定政権は南部アデンを拠点としている。【カイロ古川幸奈】
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