習近平氏と金正恩氏が祝電交換、記念行事も 相互援助条約65年

2026/07/11 19:37 

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 中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は、「中朝友好協力相互援助条約」の締結から65年を迎えた11日、祝電を交換し、友好関係の発展で一致した。これに先立ち、10日には北京で記念レセプションも開かれ、両国の高官らが出席した。

 国営新華社通信によると、習氏は祝電で、条約が「両国民の友情を強固にするための重要な政治的・法的基盤を築いた」と指摘。「中朝の伝統的友好を重視する立場は変わらない」とし、戦略的意思疎通を緊密にしていく考えを示した。

 一方、金氏も中朝の友好関係について「戦略的選択かつ共通の貴重な財産」と表現し、「最も強力かつ戦略性に富んだ社会主義国家間の関係モデルに発展させたい」と強調した。

 10日のレセプションには、北朝鮮の朴泰成(パク・テソン)首相や中国共産党序列5位の蔡奇・党政治局常務委員らが参加した。

 条約は、中朝が武力攻撃を受けた際の互いの軍事援助について定め、1961年に当時の両国首相が北京で調印した。冷戦下にあった当時、北朝鮮は、60年に締結された日米安全保障条約などに危機感を抱く一方、中国も、米国との対立やソ連との関係悪化を受け、朝鮮戦争で共闘した北朝鮮を味方につけておきたいとの思惑があった。

 中朝は2025年9月に北京で行われた首脳会談以降、両国高官の往来が活発化するなど関係を緊密化させている。今年6月には習氏が7年ぶりに訪朝した。【北京・畠山哲郎、ソウル日下部元美】

毎日新聞

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