中国、台湾の東部海域でパトロール 日比の境界交渉開始合意受け

2026/06/07 01:35 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 中国交通運輸省は6日、台湾の東部海域で海上交通のパトロールを実施した。日本とフィリピンが同海域で海洋境界画定交渉開始で合意したことに対する対抗措置だとしている。国営中央テレビが報じた。

 パトロールにはいずれも同省傘下の福建省や広東省の海事局などが参加。中央テレビは「交渉開始を一方的に宣言し、中国の領土主権と海洋権益を著しく侵害したことに対して講じた必要な措置だ」と伝えた。

 高市早苗首相とフィリピンのマルコス大統領は5月28日の首脳会談で、両国の排他的経済水域(EEZ)や大陸棚が重なる海域で国際法に基づき境界を画定させる交渉を始めることで合意。

 これに対し、中国は交渉の対象範囲が台湾の東部海域だとした上で、中国が同海域にEEZと大陸棚を有しているなどと主張。6月1日には人民武装警察部隊(武警)傘下の海警局が台湾東部の海域でパトロールを実施するなど反発していた。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

国際

国際一覧>

注目の情報