金正恩氏「国境線を難攻不落の要塞に」 軍指揮官会議で強調

2026/05/18 08:29 

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 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は17日、全軍の師団と旅団の指揮官を党中央庁舎に招集し、会議を開催した。金氏は軍の一連の課題について話し、韓国との「国境線」を「難攻不落の要塞(ようさい)」にすべきだと強調。これが「我が党の領土防衛政策だ」と述べた。国営の朝鮮中央通信が18日、報じた。

 金氏は2023年12月に、韓国と「敵対的な国家関係」にあると表明し、朝鮮半島統一を目指す従来の方針を放棄。南北の軍事境界線を「国境」と規定し、「主敵」と位置づける韓国との有事に備え、その北側で「戦術道路」と呼ばれる軍用道路や防壁の建設、地雷の埋設などを進めている。

 金氏は17日の会議で「南部国境」を守っている第一線の部隊を強化することの必要性にも言及した。そのうえで「戦闘準備の完成に向けた訓練は軍の本業である」と述べ、現代戦の変化に合わせて実用的な訓練を強化するよう指示した。【ソウル福岡静哉】

毎日新聞

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