米中首脳会談は14日 米副報道官「台湾政策に変更の予想なし」

2026/05/11 10:55 

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 米ホワイトハウスのケリー副報道官は10日、トランプ米大統領の2期目で初めての中国訪問の日程について、北京に13日夜に到着し、14日に習近平国家主席と会談を行うと明らかにした。トランプ氏は15日にも習氏と昼食を取りながら会談し、現地を離れる。中国外務省も11日、トランプ氏の訪中を発表した。

 ケリー氏は記者団に対し、トランプ政権が米中関係に関して「米国民の安全、安心、繁栄の再建」に焦点を当ててきたと説明。今回の訪中でもこうした「米国の経済的自立を回復」する取り組みを続けるとした。また、米政府高官は両首脳が台湾に関する対話を継続しているとし、米国の台湾政策は「今後も変更があるとは予想していない」と述べた。

 トランプ氏は14日午前に歓迎式典に出席した後、首脳会談に臨む。午後には習氏とともに世界遺産で観光名所の北京の「天壇公園」を訪問し、夕食会に出席。15日にも習氏とワーキングランチを共にする。

 米政府高官によると、首脳会談で新たな経済対話の枠組みである「米中貿易委員会」と「米中投資委員会」の発足に向けて協議する。航空宇宙や農業、エネルギー分野での追加の合意も目指す。イラン情勢も議題となる見通しだ。

 トランプ氏の訪中は1期目の2017年11月以来。当初は3月末に予定されていたが、イラン情勢を受けて延期されていた。

 両首脳は昨年10月に韓国で第2次トランプ政権発足後初めて会談した。トランプ氏の今回の訪中を皮切りに、両首脳は年内に複数回会談する可能性がある。ケリー氏によると、トランプ氏は年内に習氏をワシントンに招待する意向だという。【ワシントン松井聡、北京・河津啓介】

毎日新聞

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