ロシア、対独戦勝記念の軍事パレード縮小へ 兵器参加せずと発表

2026/04/29 08:50 

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 ロシア国防省は28日、毎年5月9日にモスクワの「赤の広場」で実施している旧ソ連の対独戦勝を記念した軍事パレードについて、今年は「兵器の隊列は参加しない」と発表した。ウクライナでの「特別軍事作戦」が長期化する中での判断で、かなりの規模縮小になるとみられる。

 プーチン政権は、1945年の第二次大戦勝利を祝う毎年恒例のこの行事について、ロシアの軍事力を誇示し、国民の団結を促す機会として重視している。これまで、戦車や大砲、大陸間弾道ミサイルなど各種兵器が披露されてきた。戦勝81年の今回は、徒歩隊列が中心になると想定される。

 国防省は規模縮小の理由に関して、「現在の作戦状況に鑑み」と説明した。陸海空の各種部隊の活動は「パレードの放送で紹介する」とし、映像で代替する模様だ。軍幼年学校の生徒らも参加しないという。

 一方、パレードの航空部分については「曲技飛行チームが広場上空を飛行し、最後にはスホイ25戦闘機が空を露国旗カラーに彩る」としている。【モスクワ真野森作】

毎日新聞

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