金正恩氏、韓国大統領を異例の評価 「率直で度量が大きい」

2026/04/06 22:44 

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 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は6日、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が韓国の無人機が北朝鮮に侵入したとされる事件について同日に遺憾の意を表明したことにふれ「率直で度量の大きい人の姿勢を見せた」と評価した。正恩氏の妹、金与正(ヨジョン)党総務部長が同日、国営の朝鮮中央通信を通じて明らかにした。

 正恩氏は韓国を「第一の敵国」などと非難し続けており、李氏に対して肯定的な評価をするのは異例。

 一方で与正氏は「韓国側は無謀な一切の挑発行為を中止し、(北朝鮮と)いかなる接触の試みをすることも断念すべきだ」とも述べ、韓国との対話の意思が無いことを改めて強調した。

 与正氏は「わが政府は、大統領が直接遺憾の意を表し、再発防止措置に言及したのは非常に幸いで、自らのための賢明な行為であると評価する」と指摘。一方で「わが国の神聖不可侵の主権を侵害する挑発事件が再び起こる場合、耐え難い代償を払うことになることを改めて肝に銘じなければならない」と警告した。

 この事件では昨年9月から今年1月、北朝鮮に無人機を飛ばした疑いがあるとして、韓国の捜査当局が容疑者3人を立件した。【ソウル福岡静哉】

毎日新聞

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