米中首脳会談へ地ならし「安定した関係」強調 閣僚級貿易協議

2026/03/16 23:16 

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 米国と中国は16日、パリで2日間の日程で開いていた閣僚級の貿易協議を終えた。ベッセント米財務長官は協議後「数日中に声明を発表する。2大経済大国の安定した関係を再確認する内容だ」と強調。米中首脳会談に向けて、経済や貿易関係の懸案の地ならしを進めた。

 トランプ大統領は今月末から訪中して習近平国家主席と首脳会談を開く方向で調整している。一方、米CNBCによるとベッセント氏は「訪問が予定通り行われるかは様子をみる」と延期の可能性を示唆。理由について「ホルムズ海峡が原因ではなく、実務的な理由だ」と説明した。

 今回の協議内容について「非常に良好で両国の関係は安定している」と強調。米国産の農産物などの中国による購入拡大や、米国側が今月発表した新たな関税措置に向けての事前調査などが議題になったとみられる。

 中国国営新華社通信によると、中国側から出席した李成鋼・国際貿易交渉代表は「率直で建設的な議論をした。いくつかの議題について初歩的な合意に達した」と述べた。第2次トランプ政権下で閣僚による貿易協議は昨年10月以来で6回目となる。【北京・松倉佑輔、ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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