スリランカ沖でイラン軍艦の乗組員101人が行方不明 米軍の攻撃か

2026/03/04 20:19 

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 ロイター通信は4日、複数の米当局者の話として、米軍の潜水艦がスリランカ沖でイランのフリゲート艦を攻撃したと報じた。乗組員少なくとも101人が行方不明になったとしている。

 米イスラエル両国とイランの交戦は、南アジアにも波及した形となり、緊張がさらに高まりそうだ。

 スリランカメディアによると、イランのフリゲート艦はスリランカ南部ゴール沖で遭難信号を発信し、海軍などが捜索救助活動を開始。30人が救助されたとしている。フリゲート艦はインドで開かれた艦隊の観閲式に参加した後、スリランカ沖を航行していたとみられる。

 交戦を巡っては、南アジアでも警戒感が強まっている。

 イランと国境を接するパキスタンのダール副首相兼外相は3日、国会演説でパキスタンとサウジアラビアが締結する「相互防衛協定」について触れ、イラン側に「協定に留意するよう求めた」と明らかにした。

 協定には「いずれかの国への攻撃は両国への攻撃とみなす」と明記され、イランをけん制した形だ。

 サウジ国防省は3日、首都リヤドの米国大使館が無人機による攻撃を受けたと発表した。一方、ダール氏は協定を念頭に、イランによるサウジに対する攻撃は「最小限にとどまっている」とも述べていた。【ニューデリー松本紫帆】

毎日新聞

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