エルサレムで武装集団が銃撃、5人死亡 「バス乗り込み発砲」の情報

2025/09/08 17:39 

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 イスラエルの最大都市エルサレム郊外で8日、武装集団による銃撃があり、少なくとも5人が死亡、11人が負傷した。地元メディアなどが報じた。実行犯は2人とみられ、いずれもその場で治安部隊に射殺された。

 犯行声明は出ていないが、パレスチナ自治区ガザ地区の戦闘が続く中、パレスチナ系の武装組織が関与した可能性がある。

 AP通信などによると、現場はエルサレム北部の主要交差点付近で、イスラエルが東エルサレムに建設したユダヤ人入植地の一つに向かう道路上だった。武装集団はヨルダン川西岸地区の出身者で、バスに乗り込んで発砲したとの情報もある。現場周辺は朝の通勤時間帯で混雑していたという。

 イスラエルはガザ地区で激しい戦闘を続けているほか、ヨルダン川西岸地区では入植地の建設を加速させている。【カイロ金子淳】

毎日新聞

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