ロシア、対イラン制裁復活を批判 「法的根拠なし」 中国と新決議案

2025/08/29 16:47 

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 ロシアの国連代表部は28日、英国、フランス、ドイツが国連安全保障理事会に対イラン制裁を復活させる手続きを通知したことについて「法的根拠がない」と主張した。ロシアと中国は28日、10月半ばに期限が迫る核合意を半年間延長して時間稼ぎを図る新たな決議案を安保理に提出した。

 ロシアのポリャンスキー国連次席大使は英仏独が「核合意を誠実に履行してこなかった」と主張し、制裁復活の手続きは無効だと訴えた。2018年に核合意を一方的に離脱した米国も批判し、「ロシアと中国の提案のみが、問題の複雑化を回避できる」と訴えた。

 英仏独による通知を受け、安保理は29日に非公開で緊急会合を開く。

 一方、ルビオ米国務長官は28日の声明で、英仏独の決定を歓迎。今回の措置はイラン側の「重大な不履行」の明確な根拠を示したと指摘した上で、「米国はイランとの直接交渉にも引き続き応じる用意がある」と言及した。【ニューヨーク八田浩輔】

毎日新聞

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