俳優生活60周年の水谷豊「ずっとバイト感覚で続けてきた」 25年にわたって演じた『相棒』杉…

2025/07/04 05:00 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『有働Times』に出演する水谷豊(C)テレビ朝日

 俳優生活60周年を迎えた水谷豊が、6日放送のテレビ朝日系『有働Times(タイムズ)』(後8:56~10:30)に出演する。有働由美子がMCを務める同番組で、インタビュー企画「レジェンド&スター」第5弾に登場する。

【写真】唯一無二の俳優人生を語る水谷豊

 「レジェンド&スター」は、それぞれの世界で功績を残した人物や、第一線で活躍中のスターに有働がじっくりインタビューする特別企画。水谷は、黒柳徹子、王貞治、松井秀喜、川淵三郎に続くゲストとして登場する。『相棒』シリーズをはじめとする数々のドラマ、映画で活躍してきた水谷だが、実は「“いつ辞めてもかまわない”と思いながら俳優を続けてきた」と明かす。その唯一無二の俳優人生に有働が迫る。

 子役時代を含めると、今年、俳優活動60周年となる水谷。しかし、実はこれまでずっとアルバイト感覚で俳優を続けてきたと話す。「19歳のとき、この世界を一度、辞めたんですね。普通の世界というか、何か“自分の世界”を探しますと言って、(関係者に)あいさつして…」。しかし、大学受験に失敗しアルバイトをしなければと思っていたところ、芸能界を辞めたことを知らないプロデューサーから声をかけられ、「どうせバイトやるんだから…まぁ知っている世界だしいいかと思って…」と、バイトのつもりで再び演技の世界へ。

 ブレークのきっかけは、萩原健一さんと共演した伝説のドラマ『傷だらけの天使』(1974~1975年/日本テレビ)。演じた乾亨(いぬい・あきら)が萩原さん演じる主人公・木暮修のことを切なげに呼ぶ「アニキ~」は当時の流行語にもなったが、独特の口調はどこから生まれたのか、意外な誕生秘話を語る。

 その後、ドラマ『熱中時代』(1978年~/日本テレビ)では、それまでの不良役や犯人役とは真逆の熱血教師を演じて国民的大ヒット。しかしそんなときでも「自分にはもっと合う世界がある」と考え、俳優という仕事には固執していなかったと振り返る。さらに、シリーズが誕生した2000年から25年にわたって演じ続けてきた、『相棒』杉下右京についても言及。水谷が安心して右京を演じられる理由も明かす。
ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報