『攻殻機動隊』新作アニメのタイトルロゴデザイン解禁 空山基が手がけ『攻殻機動隊 THE G…

2025/07/04 11:00 

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『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』のティザービジュアル (C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE

 『攻殻機動隊』シリーズの新作テレビアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』(2026年放送)のタイトルロゴデザインが公開された。あわせて新たなタイトルロゴデザインとなった特報映像とティザービジュアルも公開された。

【動画】かっけぇ!公開された『攻殻機動隊』新作アニメ特報映像

 デザインを手がけるのは、人体と機械の美を追求した作品で、国内外で伝説的な存在となっているアーティスト・空山基(そらやまはじめ)。この情報は現在アメリカ・ロサンゼルスで開催中のアニメイベント「Anime Expo 2025」内パネル「THE GHOST IN THE SHELL × Science SARU: New AnimationProject Panel」にて解禁された。

 『攻殻機動隊』は、1989年に漫画家・士郎正宗が、青年誌「ヤングマガジン」の増刊「ヤングマガジン海賊版」第5号から連載を開始したSF作品。電脳戦や格闘などで優れた能力を持つ全身義体(サイボーグ)の草薙素子が主人公で、彼女をリーダーとした攻性の部隊「攻殻機動隊」が、高度複雑化する凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いた物語。

 リアルで精密な描き込みとともに、サイバーパンク的な要素や哲学的なテーマを探求しながら、人間とテクノロジーの融合、個人のアイデンティティなどについて深く考察しており、多くのクリエイターたちに影響を与え、単行本は『攻殻機動隊THE GHOST IN THE SHELL』『攻殻機動隊2MANMACHINE INTERFACE』『攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER』の3冊が講談社から刊行されている。

 メディアミックス展開もされており、押井守監督によるアニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)をはじめ、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群を展開し、世界中に驚きと刺激を与え続けてきた人気シリーズとなっている。

■タイトルロゴデザイン・空山基コメント
 今回改めて原作に基づいた攻殻機動隊アニメーションができるという事で、士郎
正宗さんへの私なりの尊敬と愛を込めてデザインしました。攻殻機動隊のコンセプ
トに沿いつつも、私の美学を反映させています。見慣れたロゴもアイデアとコンセ
プト次第で生まれ変わることができるという事を証明できたと思います。


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