阪神連覇も「財布のひも」は固め? 経済効果1051億円試算

2026/10/08 10:54 

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 阪神連覇も経済効果はやや縮小――。

 プロ野球・阪神タイガースのリーグ連覇による経済効果は、全国で約1051億円に上るとの試算を関西大の宮本勝浩名誉教授(理論経済学)が発表した。このうち関西地域への波及効果は約946億円と見込んでいる。

 試算では、阪神の主催試合に訪れた観客のチケット代やグッズ購入費などが約22億9800万円▽阪神ファンの飲食代が約357億円▽優勝祝賀セールの売上額が約45億円――などと推計。クライマックスシリーズによる効果も試算に盛り込んだ。

 ◇優勝セール、地域のスーパーも

 阪神が優勝すると、百貨店だけでなく地域のスーパーなどでも優勝セールが開かれるのが関西の特徴だという。宮本氏は「熱っぽいファンと、そこに商機を見いだす小売業者の相乗効果が大きい」と話す。

 一方、経済効果は昨年の優勝時に試算した約1084億円より33億円下回った。

 物価上昇の影響で、飲食代や百貨店などの売り上げが伸び悩むことなどを考慮したという。

 昨今の物価高は、熱狂的なことで知られる阪神ファンの財布のひもを固くしていると見込んだ。

 オリックスとの関西頂上決戦となった2023年の日本シリーズの経済効果は約1449億円と推計していた。

 自身も70年以上の「虎党」という宮本氏は「今年のチームは投打でバランスが良い。次は日本一になれば関西が盛り上がり、景気も上向く」とさらなる経済効果に期待を寄せた。【川地隆史】

毎日新聞

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