NY円、一時160円台 1カ月ぶり円安水準 米早期利上げ観測で

2026/08/29 02:01 

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 28日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場が下落し、一時160円台を付けた。日米当局が円買いの協調介入を実施した7月末以来、約1カ月ぶりの円安・ドル高水準。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長の講演での発言が、早期利上げに前向きだと市場で受け止められ、金利上昇によるドル買いが優勢となった。

 ウォーシュ氏はこの日、西部ワイオミング州で開催中の経済シンポジウム「ジャクソンホール会合」で講演した。足元の物価動向について「物価上昇(インフレ)は高過ぎるままだ」との認識を示し、基調的なインフレ率が目標の2%に向かって下がらない場合には「やるべき仕事がある」などと言及した。

 ウォーシュ氏は5月の就任以降、金融政策の先行きを示さない考えを示してきた。ただ、市場では今回の発信について「今後の政策金利の早期利上げに含みを持たせる発言」との見方が広がった。利上げへの意識で米金利は上昇。低金利の円を売って高金利のドルを買う動きが強まった。【ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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