NY株が続落、576ドル安 中東情勢の緊迫化でリスク回避姿勢

2026/07/09 11:19 

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 8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比576・76ドル安の5万2348・39ドルで取引を終えた。中東情勢の緊迫化を受け、投資家のリスク回避姿勢が強まった。

 中東情勢を巡っては、イランがホルムズ海峡で商船を攻撃し、米国との緊張が高まっている。トランプ米大統領が8日、イランとの暫定的な停戦について「終わったと思う」と発言。米軍は2日連続でイランを空爆した。

 イラン側は攻撃を受けた場合は海峡を封鎖すると言及しており、原油の供給不安が再燃した。8日のニューヨーク市場で原油先物相場は続伸し、指標となる米国産標準油種(WTI)は一時1バレル=76ドル台を付け、6月下旬以来、半月ぶりの高値水準となった。

 ニューヨーク債券市場では、長期金利の指標となる米国10年債利回りが上昇(債券価格は下落)した。原油価格上昇に伴う物価上昇(インフレ)懸念を背景に、一時5月下旬以来の水準となる4・59%を付けた。

 一方、9日午前の東京株式市場では、日経平均株価(225種)が大幅に反発し、前日終値からの上げ幅は一時1500円を超えた。人工知能(AI)や半導体関連銘柄を中心に買い注文が増え、日経平均を押し上げた。

 午前10時現在は前日終値比1238円13銭高の6万8057円18銭。【横見知佳、ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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