NY原油下落、一時80ドル台 米イラン合意発表で供給改善期待
14日のニューヨーク市場で原油先物相場は下落し、指標となる米国産標準油種(WTI)は一時1バレル=80ドル台を付けた。戦闘開始直後の3月上旬以来、約3カ月ぶりの水準。米国とイランの戦闘終結を巡る合意が発表されたことで、原油供給の正常化への期待が高まった。
米イランの交渉を仲介してきたパキスタンのシャリフ首相はX(ツイッター)で、戦闘終結で合意したと発表した。トランプ米大統領は自身のソーシャルメディアで「ホルムズ海峡の無償開放を全面的に承認した。米海軍の封鎖も直ちに解除する」と投稿。「世界の船舶はエンジンを始動させ、石油を流そう」と続けた。
2月末の米イランの戦闘開始以降、海上輸送の要衝ホルムズ海峡は事実上の封鎖状態に陥った。原油の供給不安が解消されず、節目の1バレル=100ドルを上回る局面もあった。【ワシントン浅川大樹】
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