米雇用統計、3月は就業者数17万人増 市場予想を大幅に上回る

2026/04/03 22:36 

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 米労働省が3日発表した3月の雇用統計(速報値、季節調整済み)によると、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数は前月比17万8000人増となり、ロイター通信がまとめた市場予想(6万人増)を大幅に上回った。1月と2月の就業者数は計7000人下方修正された。失業率は4・3%で、前月より0・1ポイント改善した。

 イラン情勢を背景としたエネルギー価格高騰により、米経済は物価上昇(インフレ)の再燃が懸念されている。市場では連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを当面見送るとの声が多いが、今回の好調な雇用統計を受け、こうした見方が強まりそうだ。一部でインフレ対応で利上げに踏み切るのではとの観測もある。

 一方、2月の雇用統計は市場予想を大幅に下回る内容だった。インフレ進行が経済停滞を招く可能性もあるなか、雇用市場の悪化がどの程度懸念されるか推し量るため、3月の雇用統計が注目されていた。【ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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