「怖がらずに投げられた」 阪神・大竹、重圧はねのけ7回無失点

2026/09/18 22:44 

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 ◇○阪神2―1広島●(18日・甲子園)

 緊迫した優勝争いが続くシーズン終盤、選手には重圧がつきまとう。先発投手ともなればなおさらだ。阪神の先発・大竹耕太郎は前回登板では三回途中3失点とその重圧に屈したが、この日は7回無失点と見違えるような姿を見せた。

 勝負どころで生きたのは変化球。2―0の七回無死一塁で相手のクリーンアップを迎えた。3番の中村奨成はチェンジアップで遊ゴロ。4番の坂倉将吾をスライダーで併殺打に打ち取ると、雄たけびを上げてベンチに引き揚げた。

 冷静な投球を取り戻すために、意識を集中させたのは実は変化球ではなく直球だ。「自分の場合、真っすぐが良ければ変化球も相関して良くなる」という狙い通りの投球だった。

 終盤にかけて激しさを増す優勝争いの中で「2軍に落ちてもおかしくなかった」という前回登板。大竹の胸中は複雑だった。「打たれたらもう今季は投げられないんじゃないか(と思ってしまう)。でも、勝ってお立ち台に上るイメージもある。始まってしまえば、どう目の前の打者を抑えるかに集中するしかない」

 不安を拭い去るような好投で、今季6勝目の白星を手にした大竹。お立ち台で「一人一人に怖がらず投げることができた」と胸を張った。巨人とのデッドヒートが続くチームにとっても、本人にとっても大きな1勝だ。【吉川雄飛】

毎日新聞

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