暑さ対策で守備時は避難 アルプス応援新スタイル 夏の甲子園

2026/08/11 14:37 

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 酷暑の中で連日、熱戦が繰り広げられている第108回全国高校野球選手権大会では各チームが、グラウンド内外で暑さ対策を進めている。アルプススタンドでは新たな応援スタイルが定着しつつある。

 最も暑い時間帯に試合がある第2試合。10日の沖縄尚学との1回戦に登場した横浜(神奈川)の応援団は試合中に一部がアルプススタンドから姿を消した。

 ◇「2アウトになると声を掛け合って…」

 横浜の応援団はチアダンス部や吹奏楽部、応援指導部、試合速報を行うマルチメディア部、生徒会など100人を超える大所帯だ。横浜の攻撃時は楽器の演奏やダンスなどでナインに声援を送るが、守備時はスタンドを離れて休憩できるようにローテーションを組んでいる。

 夏の甲子園では大会本部が熱中症対策で、学校応援団の生徒向けに一、三塁側アルプス席そばに空調が利いた臨時休憩所を設けており、飲料なども用意している。

 休憩所はスペースに限りがあるため、チアダンス部と吹奏楽部はローテーションを組み、守備時に交代で休憩室を利用したり、コンコースで涼んだりできるようにしているという。他の部活なども随時休みを取るよう促している。3年ぶりに出場した前回大会から、この応援スタイルを取り入れている。

 吹奏楽部の部長、田中瑠花さん(3年)は「吹奏楽部だけでも60人ほど。一度に行くと混雑してしまうので分けて休憩した方がスムーズ。危ないと感じる前に好きなタイミングでも行くように伝えている」と歓迎する。

 吹奏楽部の顧問、今村友陽教諭は「次の応援に間に合わないと大変なので2アウトになると声を掛け合って戻るようにしている」とも話す。

 他のチームでも、守備時には同様の光景が見られる。今大会は暑さ対策のため、一部の日程で午前8時から1試合、午後1時半から3試合を行う朝夕の2部制で実施されているが、スタンドでは暑さを避けるための試行錯誤が続いている。【池田真由香】

毎日新聞

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