ベテランの先制弾が「金縛り」西濃打線を解放 都市対抗東海2次

2026/06/15 22:52 

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 ◇第97回都市対抗野球大会東海地区2次予選・第5代表決定戦(15日、愛知・岡崎レッドダイヤモンド)

 ○西濃運輸4―0ジェイプロジェクト●(七回降雨コールド)

(西濃運輸は6年連続43回目)

 何度も好機を作りながら、肝心な時に一本が出ない。まるで金縛りにあったかのようだった西濃運輸打線を解放したのは、野手最年長、33歳のベテランの先制弾だった。

 六回無死一塁で、打席には7番・大山仁也。普段通り短く持ったバットで、甘く内角に入った直球を強振した。引っ張った打球は右翼ポール際に吸い込まれる2ラン。「ここ2、3年(本塁打を)打っていなかったので、感触を忘れていた」とはにかんだ。

 だが、ベテランの久方ぶりの一発とあれば、活気づかないわけがない。さらに打線がつながり、この回、一挙4得点した。

 九州産業大から入社して12年目だが、いまだにチームの元気印だ。佐伯尚治監督も「普段の練習から泥臭く、がむしゃらにチームのためにやってくれて助かっている」と全幅の信頼を寄せる。

 今予選は上位打線が苦しむ一方、下位打線が踏ん張ってきた。「(上位打線に)いつも助けてもらっていた分(上位が不振の時は)下位が打つ。助け合いです」と大山。その力は本大会でも苦しい時にチームを救ってくれるはずだ。【高橋広之】

毎日新聞

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