<もっと社会人野球>トヨタが第2代表 予選初出場の福井が流れ変える 都市対抗東海

2026/06/12 07:30 

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 ◇第97回都市対抗野球大会東海地区2次予選・第2代表決定戦(11日、愛知・岡崎レッドダイヤモンド)

 ◇○トヨタ自動車5―4三菱自動車岡崎●(トヨタ自動車は12年連続28回目の出場)

 トヨタ自動車が延長タイブレークの末に執念のサヨナラ勝ち。ともすれば決着の瞬間に目が行きがちだが、劣勢だった九回の同点劇があってこそ。流れを変えたのは今予選初出場の福井章吾だった。

 2点を追う九回無死1塁。福井はクールな分析とともに代打に立った。「相手は併殺を狙って変化球で攻めてくる」。案の定、投じられた外寄りのフォークを強振し、右越えの適時二塁打。その後も打線がつながり同点。延長に持ち込むと歓喜の瞬間が待っていた。

 都市対抗優勝2回の強豪・トヨタ自動車の今季のテーマは「駆使して勝つ」。個人は技を磨いて駆使し、首脳陣は適材適所を見定めた起用法で、最大の効果を発揮させる。

 福井も、最後のサヨナラ打を放った今泉颯太も途中出場。大阪桐蔭高、慶大で主将を務めた経歴を持つ福井は「試合中から絶対に流れを変えると準備していた」と納得の表情を浮かべた。

 技術も集中力も備えた優秀な複数の選手がベンチにも控え、最適なタイミングで飛び出してくるのがトヨタ自動車の強みだ。

 激戦の東海にあっても際立つ選手層の分厚さ。強大な戦力を持ったトヨタ自動車が今年も東京ドームに乗り込んでくる。【黒詰拓也】

毎日新聞

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