窮地救ったソフトバンク選手会長・栗原 会心のグランドスラム

2026/05/02 20:29 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ◇○ソフトバンク5―0楽天●(2日・みずほペイ)

 チームリーダーとしての覚悟を感じさせる一発だった。今季初めて4番に座ったソフトバンクの栗原陵矢が決勝の満塁本塁打。主軸の故障という緊急事態を救った。

 今季多くの試合で4番を担ってきた柳田悠岐が、前日の試合で右膝に死球を受けた影響で先発メンバーを外れた。柳田の代役を務めることになったのは、今季、選手会長に就任した栗原。いや増した集中力を発揮したのは0―0の三回2死満塁で迎えた打席だ。

 「柳田さんがああいう形になって、気持ちを背負って打席に立った」。2球目の変化球を振り抜くと、打球は右翼席へ飛び込んだ。会心のグランドスラムに「味方が作ってくれたチャンス。うれしい」と喜んだ。

 これでチームトップの7号弾。打点も直近4試合で13打点を稼いでリーグトップとなった。打撃での貢献が目立つ一方で、今季は不測の事態に備えて、以前務めていた捕手の練習を再開。三塁手、捕手、選手会長の「三刀流」でチームを支えている。

 前日の試合では、決勝打を放ったが、守備では適時失策を犯し、お立ち台に呼ばれても、再三謝罪の言葉を述べていた。連日で呼ばれたこの日のお立ち台では、一段と晴れやかな表情。「昨日よりちょっと笑顔でいられます」と相好を崩した。【牧野大輔】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>

注目の情報