米大リーグの最優秀選手（ＭＶＰ）が１３日（日本時間１４日）に発表され、ナ・リーグはドジャースの大谷翔平選手（３１）が満票で３年連続、歴代単独２位の４回目の選出となった。ア・リーグは、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手が２年連続３回目の受賞。

　大谷選手はア・リーグのエンゼルスに所属していた２０２１、２３年と昨年に続き、投票者全員の１位票を獲得する満票での選出。ナ・リーグ本塁打王、打点王のカイル・シュワバー（フィリーズ）、フアン・ソト（メッツ）両選手を大差で退けた。

　他の主要表彰も発表され、大谷選手は最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を５年連続で、傑出した打者を選ぶ「ハンク・アーロン賞」を３年連続で受賞。ファン投票などで選ぶ「オールＭＬＢチーム」には指名打者（ＤＨ）でファーストチーム入りした。先発投手で選ばれたのを含めると５年連続の選出。同僚の山本由伸投手は先発投手で初めて選ばれた。【牧野大輔】