続いた「帝京」試合 長岡が残り、友情応援が実現 明治神宮大会

2025/11/14 16:04 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 第56回明治神宮野球大会が14日に東京・神宮球場で開幕し、各地区の秋季大会を制した10校で争う高校の部で帝京長岡(北信越・新潟)と帝京(東京)が相次いで登場。試合を終えたばかりの帝京長岡の生徒らによる「友情応援」が第2試合で実現した。

 初出場の帝京長岡は第1試合で四国覇者の英明(香川)に2―5で敗れたが、野球部員55人(うち女子マネジャー4人)とチアリーディング部員12人、吹奏楽部33人は三塁側観客席に残って帝京を応援した。

 帝京長岡のチアリーディング部は試合中に帝京の生徒に教えてもらいながら、即興でダンスの振り付けを合わせた。部長の斎藤千夏(せな)さん(2年)は「グループ校と一緒に応援する機会はなかなか無いので、全力でやりたい」と話し、二回に帝京の先制本塁打が飛び出すと、帝京の生徒たちと一緒に跳びはねて喜んでいた。

 応援団は本来、入れ替わりで入場するため、帝京の応援団はスタンド下で待機して第1試合の応援はできなかったという。【早川健人】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>

注目の情報