センバツ21世紀枠、神奈川推薦に橘を初選出 工夫凝らして成果

2025/11/14 15:00 

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 神奈川県高野連は14日、来春の第98回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」推薦校に、橘(川崎市中原区、全校生徒816人)を選出したと発表した。同校が選ばれるのは初めて。

 橘野球部は1947年に創部。今年の秋季県大会では4回戦でシード校の日大高に勝利し、8強入りしていた。部員数は26人。グラウンドが狭く、練習試合は全て遠征で実施している。限られた練習環境と時間の中で、工夫を凝らして成果を残したことが評価された。

 21世紀枠は、高校野球の模範的な姿を実践しながら一定の成績を収めた学校を選出する。各都道府県の推薦校は全国9地区の選考会で各1校に絞られ、来年1月30日の選考委員会で出場する2校が決まる。

 橘が出場すれば、県勢の21世紀枠では今春のセンバツに出場した横浜清陵に続き2校目となる。【矢野大輝】

毎日新聞

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