帝京長岡、初勝利届かず 元日本ハムの監督「目標だった」 明治神宮

2025/11/14 12:43 

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 明治神宮野球大会の高校の部は14日、東京・神宮球場で開幕して1回戦があり、初出場の帝京長岡(北信越・新潟)は2―5で英明(四国・香川)に敗れた。

 プロ野球の日本ハムなどで投手としてプレーし、高校時代は帝京(東京)のエースとして活躍した帝京長岡の芝草宇宙(ひろし)監督は敗戦を悔やみながらも「まさか監督として、神宮大会に出場できるとは思っていなかった」と振り返った。

 芝草監督の試合後の主なコメントは以下の通り。【長宗拓弥】

 ◇帝京長岡・芝草宇宙監督

 エラーや四球が失点に絡んでしまった。(攻撃では)ボールの見極めはある程度できたものの、相手の遊撃手の守備に阻まれた。崩せるところで相手に良いがプレーが出た。相手がうまかったですね。

 <初出場だった>

 本当に全国レベルのゲームをやらせてもらった。北信越大会でやってきたような守備ができなかった部分はある。全国の舞台を経験でき、これからの練習につなげられると思う。この負けをとにかく、冬に生かしたい。

 <自身が現役時代にプレーした神宮球場>

 すごく久しぶりで、まさか監督として神宮大会に出場できるとは思っていなかった。監督をやらせてもらった時から、神宮大会は一つの目標だった。

 選手たちとワクワクしながら、グラウンドに入りました。ただ、もう少し選手たちにゲームをやらせてあげたかったので、そこが心残りです。

 <先発した1年生のエース左腕・工藤壱朗投手への評価は>

 よく投げてくれた(八回途中を5失点)が、大きな舞台でしっかり投げるのは難しいなと。打者をもっとしっかり見て投げられれば良かったと思ったが、ミーティング通りにはいかないですね。

 投手交代については(恩師の)前田(三夫・帝京名誉監督)さんに「引っ張りすぎじゃないか」と言われるかもしれませんが、自分の中では工藤がエース。これくらいの球数(143球)は投げさせてきたので任せました。

毎日新聞

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