第５０回社会人野球日本選手権大会（毎日新聞社、日本野球連盟主催、大阪市共催）は１２日、大阪市の京セラドーム大阪で決勝があり、ヤマハ（静岡）が日本生命（大阪）に２―１で勝ち、第４２回大会（２０１６年）以来、８大会ぶり２回目の優勝を果たした。

　日本生命は、９大会ぶり４回目の優勝はならなかった。

　閉会式では毎日新聞社の砂間裕之・取締役常務執行役員からヤマハの大本拓海主将に優勝旗「ダイヤモンド旗」が贈られた。【吉川雄飛】

　ヤマハが投手戦を制した。先発の佐藤廉は１１安打を許しながらも要所を締め、１失点で完投。打線は五回に２四球と永浜の安打で好機を作り、矢幡が右前に２点適時打を放った。日本生命は先発の谷脇が７回２失点と試合を作ったが、打線が援護できなかった。

　◇ヤマハ

　１９５８年創部。日本選手権は日本楽器時代の第３回大会（７６年）で初出場し、第４２回大会（２０１６年）で初優勝した。都市対抗大会は優勝３回。ＯＢに池谷公二郎（元広島）、西村龍次（元ヤクルトなど）ら。