紀平梨花がアイスダンス挑戦 西山真瑚と組み、愛称は「りかしん」

2025/09/29 13:05 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 フィギュアスケート女子で2018年グランプリ(GP)ファイナル覇者の紀平梨花選手(トヨタ自動車)がアイスダンスに挑戦し、西山真瑚選手(オリエンタルバイオ)とカップルを結成することになった。29日、2人がオンラインで記者会見し発表した。

 紀平選手は「これまでのシングルの人生からは考えてもなかった形ですけど、すごく楽しめていて、これからワクワクする大きなチャレンジになる。全力で頑張っていきたい」と意気込んだ。

 また西山選手は「困難もいろいろあると思いますが、一緒に乗り越えていけたらと思っています」と力を込めた。

 日本が団体出場すれば出場可能性のある26年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックも視野に入れつつも、最大の目標は30年のフランス・アルプス地域での冬季五輪に置くという。西山選手は「(五輪は)自分たちにとってアスリートとして夢の舞台。そこに向けてはもちろん頑張っていこうとは思っています」と語った。

 愛称については「りかしんが一番落ち着く」(紀平選手)、「その名称で応援していただけたら」(西山選手)とファンへ呼びかけた。

 今後は11月1~3日に男女シングルの西日本選手権と同時に開催される全日本選手権アイスダンス予選会への出場を目指すという。【倉沢仁志】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>

注目の情報