開幕試合は創成館-小松大谷 他の47校は3日に決定 夏の甲子園

2025/08/01 19:15 

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 5日に開幕する第107回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の開幕試合を決める組み合わせ抽選会が1日、オンラインで行われ、創成館(長崎)―小松大谷(石川)の顔合わせとなった。

 抽選会には代表49校の主将がオンラインで参加。開幕試合の一塁側と三塁側を示す2枚の札と、47枚の白紙の札の計49枚が用意され、開会式の入場行進順に旭川志峯(北北海道)から抽選を行った。

 先に小松大谷が三塁側の札を引き、創成館が一塁側を引いた時点で、開幕試合の抽選会は終了となった。

 創成館の下川輝(ひかり)主将(3年)は「早く試合をしたい気持ちもあったのでうれしい」と待ち遠しい様子で、「県大会から粘り強く戦ってきた。全国で(その姿を)見せられたらいいなと思う」と話した。

 一方、小松大谷の田西(たさい)称(とな)主将(3年)は「まさか自分が(開幕試合を)引くとは思っていなく、びっくり」と率直な思いを明かし、「昨年のベスト16の壁をまずは破って、チーム目標である甲子園優勝を目指す」と意気込んだ。

 開幕試合は5日午後5時半開始予定。暑さ対策で初の夕方開催として午後4時から実施される開会式の終了後に行う。

 残り47校の対戦カードは3日の本抽選会で決まる。

 今大会は本抽選から開幕までの期間が短いため、選手の調整や応援団のスケジュール確保などに配慮し、先だって開幕カードを決定した。

 本抽選会は大阪市内で行い、開幕試合に登場する2校の主将も出席し、全出場校から選手宣誓の立候補を受け付ける。【村上正、深野麟之介】

毎日新聞

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