ドジャース・佐々木朗希、昨季ロッテ時代もインピンジメント症候群
「右肩のインピンジメント症候群」で負傷者リスト(IL)入りした、米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手(23)が、プロ野球・ロッテに在籍していた2024年シーズンにも同様の診断を受けていたことが判明した。球界関係者が明かした。佐々木投手は痛みを訴えていたものの、病院で検査しても画像上は異常が見つからなかったという。
関係者によると、佐々木投手は、プロ入り5年目の昨季前半に右肩の痛みを訴えた。診察の結果、今回と同じインピンジメント症候群だった。
当時は「(右肩を)使ったら痛くなる」と、投球に伴って痛みが出る状態。ただ、検査しても画像には異常が現れず、判断は「本人の感覚に頼るところが大きかった」という。
佐々木投手は「右上肢のコンディション不良」で6月から2カ月近く戦列を離脱。症状が出た場合は登板間隔を空けて投球を控えるなどして対処すると治まったという。
日本での最終年となった昨季は18試合に登板し、自己最多の10勝(5敗)を挙げ、ドジャース移籍につながった。
プロ野球選手の肩治療の権威の一人、山崎哲也医師(横浜南共済病院スポーツ整形外科部長)によると、インピンジメント症候群は肩甲骨の外側上部にある肩峰(けんぽう)と肩の筋肉である腱板(けんばん)が衝突して発症するケースや、関節の内部で関節唇と腱板がぶつかって起きるケースがある。
ロッテは、佐々木投手が大リーグに挑戦するに当たり、交渉する球団に対し、右肩の状態を含めてロッテ時代の情報を提供していた。【荻野公一、岸本悠】
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