<もっと社会人野球>社会人野球に巨人のドラ1投手や強打者… 近畿地区に元プロずらり
社会人野球の近畿地区でプロ野球出身の選手が目立つ。かつてドラフト1位で指名を受けた選手もいるなど、即戦力としての期待が高い。全国トップを切って27日に開幕する都市対抗大会近畿2次予選。元プロの働きぶりに注目が集まる。
◇ミキハウスは巨人3選手
ミキハウスは、巨人から来た選手を3人も擁する。
昨季はドラフト1位で巨人に入団した右腕・桜井俊貴投手(31)が入り、今季もドラフト1位左腕・高橋優貴投手(28)と強打の内野手、菊田拡和選手(23)が加入した。
高橋投手は東京・東海大菅生高から八戸学院大を経て、2018年のドラフト1位で巨人に入団した。21年シーズンには11勝をマークするなど、計6年プレーして通算18勝を挙げた。肘の手術もあって24年に戦力外となったところ、かつての同僚である桜井投手からの誘いでミキハウスでの現役続行が決まった。
菊田選手は茨城・常総学院高から19年のドラフト3位で巨人入りした。高校時代は通算58本塁打を放って「常総のバレンティン」と評されるほど、長打力が魅力の内野手として期待された。だが、1軍で無安打のまま24年シーズンで戦力外に。現役続行を模索する中で、たどり着いたのがミキハウスだった。
高橋投手は今季、公式戦2試合で先発し、菊田選手もスタメン出場している。桜井投手も社会人1年目の昨季は先発の柱として活躍しただけに、新戦力の2人もどんな活躍を見せるのか楽しみだ。
日本新薬には、今季、巨人や広島でプレーした左腕・戸根千明投手(32)が加入した。巨人で8年プレーした後に広島に移籍したが、24年シーズンは1軍で登板機会がないまま退団となった。
プロ時代は変則左腕としてリリーフでの登板が多かったが、日本新薬の鎌田将吾監督は「先発、中継ぎ、抑えとどんどん投げてもらいたい。すごく練習する選手で、チームの良い刺激にもなる」と期待を寄せる。
戸根投手も「社会人野球は一発勝負で、一球にかける思いがすごい。うまく適応していきたい」と意気込んでいる。
◇クラブチームにも
日本製鉄瀬戸内には、大阪・履正社高2年時の19年に夏の甲子園を制し、DeNAで4年間プレーした内野手の小深田大地選手(22)が今季から加入した。4月のJABA京都大会では、さっそく2本塁打を放ち、早くも存在感を示した。
三菱重工Westは、昨季加入した元阪神の北條史也選手(30)と、元巨人の山下航汰選手(24)がチームを引っ張る。山下選手は三菱重工Eastで2年プレーした後、三菱重工Westに移った。
さらにYBSホールディングスには元巨人で打撃が持ち味の内野手、加藤廉選手(26)が加入。クラブチームのマツゲン箕島硬式野球部には、オリックスから力強い直球が魅力の中田惟斗投手(23)が加わった。20代の若い選手も多く、社会人で再起のチャンスをつかもうと燃えている。【吉川雄飛】
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